赤ちゃんの絵本選びって簡単なようで難しい…
これから色やかたち、たくさんの言葉をどんどん覚える時期です。
そんな時期だからこそ「より良い絵本に触れてほしい」と、親御さんは誰しも思うのではないでしょうか。
かく言う私も、もうすぐ2歳になる息子がいて毎日一緒に絵本を読んでいるのですが
絵本は大量に読めるものではないからこそ
息子が喜んでくれたり、言葉をどんどん覚えていってくれるような
素敵な良い絵本を与えたいと日々思っています。
今回はそんな私が、保育士×書店員の目線から選び
実際に息子に読んだ絵本の中から
特に反応が良かった絵本を5つ紹介します!
Sassyのちいくえほん いろいろ ぱっ

タイトル『Sassyのちいくえほん いろいろ ぱっ』
監修 :Sassy/DADWAY
文・絵・デザイン:La ZOO
出版 :KADOKAWA
発売日 :2019年 11月 14日
定価 :1,100円(税込み)
絵本の内容を紹介
あかい〇〇、あおい〇〇…
いろんな色の生き物たちが順番に出てきます。
最後はびっくり!大きくてカラフルな〇〇が目の前に現れます!
おすすめポイント
①キャラクターの目が大きくてこちら(読者)を見てくれる
赤ちゃんは顔のパーツが大好きです。大きな目、にっこりした口など、この絵本に出てくるキャラクターはそんな特徴を持っています。寝返りをうつ前からでも、目の前で開いてあげればきっと喜んで見てくれると思います。
②色が学べる
色と言葉がとても分かりやすくデザインされているのがこの絵本の特徴の一つだと思います。「寝返りをうつ前からでも」と上記しましたが、1歳、2歳になって言葉が話せるようになってからでも、色を学ぶ絵本として十分に読み込んでいけると思いました。
③リズム感ある言葉が楽しい&言いたくなる
色の単語だけでなく、「ぱたぱた」「ぷるっぷる」などの音の言葉(オノマトペと言います)も入っているので読んでいてとても楽しくなりました。オノマトペは特徴的なぶん、覚えやすく記憶に残りやすいと言われていますので、赤ちゃん絵本には最適なんです。
まるてん いろてん

タイトル『まるてん いろてん』
作 :中辻 悦子
出版 :福音館書店
発売日 :2025年 2月5日
定価 :990円(税込み)
絵本の内容を紹介
いろんないろの「てんてん」がお顔になったり
大きくなったり、小さくなったりします。
おすすめポイント
①シンプルだけどそれがいい
いろんな色の「てんてん」が出てくるだけの絵本です。それだけ?つまらなくないの?と思った方ちょっと待って!シンプルだからこそ、まる〇の形や色に注目しやすく、0~2歳の子どもにはおすすめなんです。無駄な刺激が無くてとっても見やすい!!
②色がハッキリしていて見やすい&比べやすい
背景は全ページ白色です。登場する色も子どもがまず覚える基本的な色(赤、青、黄、緑、紫、橙)だけ。カラフルだけど背景の余白も多いから色が見やすかったです。
息子とは「赤だね」「青はどれかな?」と話しながらこの本を読んでいたので、この本のおかげで色がわかるようになりました。
③「大きく」「小さく」が視覚的に分かる
物の大小って言語化したり、違いを子どもに伝えるのって難しいですよね。この本では同じ「てんてん」が画面いっぱいに大きくなったり、ギリギリ読めるくらい小さくなったりすることで視覚的に大小が分かるようになっています。「てんてん」の大きさに合わせて読み聞かせの声も大きくしたり小さくしたりして読むのがおすすめです。
ころりん・ぱ!

タイトル『ころりん・ぱ!』
作 :ひらぎみつえ
デザイン :坂啓典(図工室)
出版 :ほるぷ出版
発売日 :2019年 6月1日
定価 :1,045円(税込み)
絵本の内容を紹介
ドーナツの形をしたいろんな色の「ころりん」が
カクカクした道やグルグルした道を転がります。
ドーナツ状だから真ん中の穴に指を入れて
自由に動かして遊ぶことができます。
おすすめポイント
①ころころ動くのが面白い
絵本の一番の特徴はこのくるくる動く「ころりん」がいること。絵本を傾けてころころ転がしても遊べるし、穴に指を入れて転がすこともできます。「ころりん」は青や緑などいろんな色がいて、全部にかわいい目がついています。「顔」が好きな赤ちゃんはニコニコ喜ぶこと間違いなし!
②指差しの練習になる
「ころりん」に指を入れて動かす際に、手が自然と指差しの形になります。子どもの発達においても「指差し」という行為はとても重要で、言葉を覚えたり人とのコミュニケーションを取ったりする上で必要になります。そんな「指差し」の動きを遊びながら練習することができるのですごくおすすめなんです。
③「くねくね」「ぐるぐる」などが視覚的にわかる
一つ前で紹介した絵本「まるてん いろてん」の「大小が視覚的に分かる」というポイントと似ているのですが、こちらは「くねくね」や「ぐるぐる」といったもっと抽象的な動きを視覚的に見て・動かして知ることができます。言葉だけでは伝えるのがとっても難しいですが、絵本だと簡単に理解できるのでとても良いですよね。
どんな いろが すき

タイトル『どんな いろが すき』
作詞/作曲 :坂田 修
絵 :100%ORANGE
出版 :フレーベル館
発売日 :2016年 4月
定価 :770円(税込み)
絵本の内容を紹介
有名な童謡「どんな いろが すき」のうたの絵本です。
「どんな いろが すき」 「あか」
「あかい いろが すき♪」
歌詞に合わせて赤色や青色などの色々なものが出てきます。
おすすめポイント
①歌いながら読める
NHK「おかあさんといっしょ」でも人気のこの歌。きっと誰しも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。この絵本に出てくる文は歌の歌詞だけ。なのでぜひ子どもと一緒に歌いながら読んでほしいです。絵と言葉だけでなく、音楽にも触れられる素敵な絵本です。
②色がわかりやすい
「あか」のページでは赤の物が、「あお」のページでは青の物がページいっぱいに描かれています。「消防車も赤、りんごも赤、てんとうむしも赤、全部同じ赤色だ!」そんな発見がワクワクします。
③絵本の後半はカラフルで楽しい
歌を知っている人は想像がつくかと思いますが、歌の後半は「ぜんぶのいろがすき♪」と全部の色が出てきます。それと同じように絵本でも後半は全部の色が出てきてカラフルで楽しい雰囲気になっているのがとてもいいなと思いました。
私の息子はこのカラフルなページで「あおー!」「あかー!」と言いながら色探しをして楽しんでいます。
だるまさんが ボードブック

タイトル『だるまさんが』
作 :かがくいひろし
出版 :ブロンズ新社
発売日 :2024年 1月1日
定価 :880円(税込み)
絵本の内容を紹介
かわいい「だるまさん」がどてっ!ぷしゅー!
小さくて表情豊かなだるまさんの動きに
子どもも大人も笑っちゃいます。
おすすめポイント
①だるまさんがかわいい!
ほっぺたが赤くて表情がとっても豊かなんです。特に、おならをした後の恥ずかしそうに照れている表情が私は大好きです。
②真似っこが楽しい
だるまさんのいろんなポーズや動きを真似っこしながら読むのがとても楽しいです。息子が「真似る」ことを覚え、楽しむようになったのはこの絵本がきっかけでした。ぜひ大人も子どもも一緒にだるまさんの真似をしながら読んでみてください!
③ボードブックだから丈夫
実はこの絵本の初版は2008年1月。薄いよくある紙の素材の絵本として発売されていましたが、2024年にコンパクトで丈夫なこのボードブックタイプが登場しました。ボードブックタイプの良いところは1ページずつが分厚くて破れにくいところ。0,1歳の子でも自分でめくって読むことができます。
息子と読んでいるのもこちらのボードブックタイプのほうで、お出かけ先にも持って行くくらい大のお気に入りでした。
今回紹介した絵本は全て0歳から読んでいるお気に入りの本です。
赤ちゃん向けの絵本は色がハッキリしていたり
顔がこちら(読者)を見てくれているものだと
赤ちゃんは喜んで見てくれることが多いと感じています。
私の紹介が少しでも絵本選びの参考になりますように。
そして、少しでも多くの親子の絵本時間が楽しくなりますように。
チロでした!

